パラソルにテント

CIRCULATION #16

パラソルにテント

Contributed by ERI

Trip / 2022.01.14

「もしかしたら奄美大島の島んちゅたちは、世界が丸ごと見えているのでは?」とアーティストERIが特別なパワーを感じた奄美大島。彼女がナチュラルでいられるセカンドホーム・奄美をスタート地点に、世界中で暮らす人々の生活の”CIRCULATION”が詰まった連載!


#16

今日は9時に起きた。

気付いたら3度寝していた。

クレアの部屋には魔法がかかっている。

永遠に寝れてしまう魔法だ。

寝心地が良すぎて、起きられないのだ…。


今日はみんなで嘉徳海岸に行こうと話していた。

しかし、3度寝した今もまだ誰からも連絡がない…。

うん。

多分、潮の動きを待ってからいくのだろう。

本当にサーファーって不思議な生き物だ。

月の変化、潮の動きに合わせて、自分たちの行動が変わる。

自然の動きに勝手に合わせているのだ。


とりあえずまだ出発しなさそうなので、手広海岸まで歩いて散歩しに行った。

そしたらいつもの手広ファミリーたちがベンチでワイワイしていた。

波は完璧!

面ツルのセット頭くらい。

でも今日私は嘉徳にいくのだ。


奄美の地元の人でダイチという友達がいる。

クレアのお兄ちゃん。

そしてプロサーファーだ。

彼は不思議な雰囲気を持っている。

なんだか、自然そのもの、といった感じ。

ダイチと、地元の中学生のユウタ、沖縄からきている中学生ケカイと4人で

嘉徳に向かった。

もう時間はお昼だったので、途中、カレー屋によって行った。

とっても美味しかったのだけど、

大盛りすぎて、みんなに助けてもらった…。

ふうう。

海でお腹パンパンはなかなかハードモード。


さあ海へ!

の前にもう一件寄り道。

ニシムタというホームセンターがある。

そこで、パラソルやクーラーボックス、テントなどを買い込んだ。

なんてったって、ピクニック日和!

というか、太陽カンカンすぎて日陰がないとなかなか辛いのだ。


そこから1時間ほどして、やっと嘉徳海岸に到着!

ここは奄美のサーフポイントで数少ないビーチブレイクで、

岩と木々に囲まれたロケーション。

不思議な場所だ。

砂浜にテントやパラソルなどを設置して、

まるで自分たちの秘密基地のような場所が完成!

しかも、波が最高で。

メンツルの腹、セット胸。

んんん〜〜最高。

人も少なく、仲間たちでほぼ貸し切りだった。



さすがのダイチ。彼のサーフィンを見てるだけで気持ちがいい。

ユウタもケカイも、中学生と思えないほどのパワフルなサーフィン。

こんな仲間と今日も嘉徳にこれて幸せだ。

暑くなったら、テントに凍った飲み物取りに行って、

ちょっと休憩したり。

後ろに囲まれた緑を感じたり。

一息ついたら、また海へGO!

幸せなルーティーンだ。


夕方、手広まで送って、家に帰った。

今日もヘトヘト。

けれど、今夜は、水瓶座流星群が来る日。

クレアと真っ暗の星が見れる場所に行って、

しばらく、黙って、静かに、星を眺めていた。

あ、流れ星。


こんななんでもない日が、私を少しずつ変えていく積み重ねだったな。と

今になって思う。

おやすみなさい。





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