
Mamma mia! #68
ワクチン打てるか、打てないか!
Contributed by Aco Hirai
Trip / 2021.07.27
#68

天窓越しの空。
ゆっくりと流れる雲の動きが心地よい日曜の午後。
家でグーグルのスケジュール帳に目をやりながら、明日からの1週間をどう乗り切るか考えていた。ロックダウン中の真っ白だったグーグルカレンダーが、今ではすっかりカラフルに彩っている。予定があるのはありがたいことだけど、今週は本当に忙しくなりそうだったから、今週だけ学校のレッスンをオンラインレッスンに切り替えてもらうことに。
フレキシブルに対応してくれる学校に感謝!
そして、金曜はワクチン接種の予約が取れたんだった。
ワクチンについては賛否両論あると思うので、個人の判断が正しいと思うけど、本当のところ、私は接種する気は全くなかった。
インフルのワクチンだって打ったことないしね!
なーんーだーけーど!!!
ここ最近、イタリアではそうも言っていられない雰囲気。
と言うのも、今後レストランの中で食事をするのにグリーンパス、もしくは1回目の接種が終わっている証明が必要になる可能性があって。(←オフィシャルじゃないので、この情報は曖昧だけど)一部のナイトクラブ(野外イベント)なんかはすでにそんなルールが出回っていて、ワクチンを接種していないとクラブ遊びができないらしい。
決してクラブ遊びがしたいってこと(したいはしたいけど!)ではないけど、すみやかに受けることに。
とりあえず、ワクチンのサイトから予約ができたんだけど、必要書類が曖昧。イタリアの大使館や領事館に問い合わせても言われることはバラバラなので何が本当に必要な書類なのか、一生クリアにならない。←もうこれはいつものこと(笑)!
言われた書類を全部持って行けば間違いないけど、それを集めるのにも結構な時間とお金がかかって。だから、予約した時点で私みたいな外国人学生はちゃんと受けられるのかも謎だった。
現場に向かいながらも、受けられるのか、帰されるのか、って思いながら向かった。
もともと、受ける気はなかったので、帰されたら帰されたでOK! そんな軽い気持ちだったのに、心配していたドキュメント審査はなんなくクリア、むしろスムーズに接種場所へ誘導された。
担当してくれた年配のお医者さんもいくつか質問して、
「はい、これ持ってあっちへ」
と。

この通路を行った個室スペースでワクチンを受けることに。
言われた通り、「あっち」に着くと、ファイザーの列には人が数人並んでいるのに、私の受けるモデルナの列には誰も並んでいなくて、接種場所のついた瞬間に呼ばれたので、心の準備も何もできなかった(笑)。
個室に入ると、ワクチン接種はほんの一瞬で終わり、待合室で15分間待機してから外へ出た。
2回目の接種は9月。
また行かないといけないのか、とちょっぴり面倒になった。

出口前にはワクチン接種が終わった人の人数がモニターに表示されていた。

出口がここ!
幸い翌日は腕の重み&痛みを感じるぐらいで、熱は出なかった。
さて今週は。
Tinaのお家のディナーにお呼ばれした。しかも庭でBBQだ。
イェーイ!!

久しぶりに会うKira。相変わらず私の癒し。

Gerardoとスーパーへ。「チップスばっかりじゃん!」と言うと「7歳児の買い物でしょ(笑)」と笑いながら言われた。

今回は庭でBBQ。1本でお腹がいっぱいになりそうなビッグサイズのスピエディーニ。

沈んでいくサンセットを見ながらBBQの準備。気持ちがいい。

外で食べるのは本当に気持ちがいい!

BBQの後、みんなでバーへ行って飲み直した。フランチェスコと猫のKimber。
ふぅ〜、なんとか今週乗り切れた!
ではまた来週。
おやすみなさい。
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Aco Hirai
2004年オーストラリア移住、2005年帰国、2019年マルタ島留学、2020年イタリア移住。 海外で活躍する日本人を取材したImhereマガジンを不定期で発信しています。(インタビュイー募集中)












































































