BAMA Diary #3
The first day 3
Contributed by The break of dawn
Trip / 2024.01.11
#3
Good morning☀️
全く時差ぼけを感じずに、ぐっすり眠った私たちは最高の朝を迎えた。だってここはアメリカ🇺🇸
朝食はもちろんfully American Breakfast! スクランブルエッグ、ベーコン、偽物みたいな青リンゴ、オレンジ、レインボーシリアル、グリッツ(南部名物のドロドロした食べ物。これが美味しい)、自分で焼くワッフル。横には紙皿が積まれている。
アメリカのアニメチャンネル『カートゥーン ネットワーク』を観て育った私にとっては憧れの光景、天国のラインナップ😇
朝食会場には、白人の年配男性が2組いるだけで、すごくジロジロみられた(笑)。
アジア人ってそんなに珍しいのか??
私は自分で焼いたワッフルを食べた。ワッフル自体にあんまり味がついてなかったから、シロップをもっとかければよかったなぁ、なんて。後からわかったことだけど、本当はワッフルが浸るほどの大量のシロップをかけるのがアメリカンスタイルらしい(笑)。
会場を出るとコーヒーの持ち帰りコーナーが✨ポンプみたいなやつは色んなフレーバーのクリーマー。アメリカのコーヒーは大体美味しくないから、この甘いクリーマーをよく入れていたなあ。
Highway
部屋の窓から眺めると、図書館と公園でホームレスが朝の挨拶を交わしているところが見えた。太陽の光がさして気持ちよさそう。散歩に出たいところだが、Gun shooting 、Human Traffickingはいつどこで起こるかわからないから、アジア人女子2人で散歩に出るのは危険すぎる。こんなこと、日本では考えないよね。
10時の大学の迎えが来るまでは、MTVをつけて音楽にのりながら部屋でダンス🕺昨日の長旅の疲れはどこにもないほど元気がいい(笑)。
チェックアウト後、待ち合わせの場所まで向かった。
夜だとわからなかったホテルの外観、煉瓦造りで素敵だった。
ここに映り込んでいるのがフランス人の留学生Matheo(居たのに気づかなかった(笑))。それにしても歩いている人が全然いない。車社会とはいえ、ちょっと奇妙な感じ。
日本からの留学生他3人とフランスからの留学生1人と合流した! 待っているとすぐにそれっぽいvanが来た。大きな体にデカめの赤いTシャツ、浅いキャップを被ったドライバーが軽く挨拶して、そそくさと荷物をトランクに入れ始めた。
8人乗りのvanトランクには、荷物が隙間なくギュウギュウに入って、ここから2時間半かけて、大学のあるリビングストンに向かう。
お互いをまだよく知らないけど、車の中で全員と話すのは難しかったから、ちょっと気まずい。なにを話したか覚えてないけど、頑張って隣のMatheoと話していた気がする。どうやら、彼はNYからバスで12時間かけて、ここまできたらしい。信じられない……。
「ガン、ガン、ガ、ガン」
途中、明らかに嫌な音がし始め、車が上下と左横に揺れ始めた。私はそれが悪い予兆とは全く気にしていなかったけど、突然車が「BANGGGッッ!!」と音をたて、次は「ギーーーーー」とうるさい音と共に車のコントロールが効かなくなった。高速道路を右曲、左曲して、ドライバーが慌てている。私たち留学生は全員恐怖で顔が固まった。
「あ、もう1日目にして私は死ぬのか」と思った。
ドライバーはなんとか右の道外に外れて、必死にブレーキを踏む。
なんとか静かに止まった。そして炎天下の中私たちは、高速脇の草むらに出された。みんな顔を見合わせて、一瞬の出来事に沈黙していた。
運転手は、電話をかけ始め「The tire is just browed out」と言った。タイヤのパンク。
本当に大丈夫か? こんなこと日本では間違いなく起こらないし、まだ大学までの距離は半分もあるのに……。
訳がわからないまま、私たちは草むらで待ちぼうけることに。長い1日になりそうだ。
しばらくすると、運転手はトランクから私たちの荷物を全部車外に出し、作業をし始めた。タイヤのスペアが幸いあったようで、バランスボールみたいに大きな体の彼は、工具を取り出しタイヤを交換し始めた。ナイスドライバー!!
おかげで、誰かの助けを待つことなく、私たちは30分ほどで、また車に戻ることができた。
私たちは無事でいたことと、初日でこんな事故の手前に遭遇したことに驚き、文句をいいあって、笑った。
こんなこと2度とあってほしくないけど、無事なだけこの出来事は面白くて唯一無二の体験だった。So American!!
どこでも自撮りをするAya(左)と暑さと疲れで死んでいる私(右)
FINALLY, WE MADE IT!!!
高速を走っているとUniversity of West Alabamaのサインが見えてきた。
高速から抜けてLivingstonに着いた。見たところ店は何もない。マックとバーガーキングとガスステーションがあるだけ。(大学から徒歩だと1時間はかかるから一回も行かなかった。車社会恐るべし)
それでもすごくワクワクする。ついに大学に着くのだ!
たくさんの荷物を持って、International House へ。かわいい一戸建ての白い家で初めて会うMs.Connie が案内してくれる。Housingとか諸々の手続きを1人ずつやって昼過ぎに寮に到着!
ここが私たちの寮、Gilbert Hall。私は韓国人のルーミーと2人で部屋をシェアする。
こんな感じで部屋はすごく広い! いい感じ👍
キッチンはないから、3食カフェテリアのご飯を食べることになる。
この日の昼は早速カフェテリアで、サラダとハムを食べたけど、夜は早めにclosedしていて食べ損ねてしまった。とにかく眠かったのは、時差のせいかもしれないけど、最初の1週間は力尽きてしまい毎晩10時には既に死んだように寝ていた。
明日はオリエンテーションどんな日になるかな。✨
Good night
アーカイブはこちらから
Tag
Writer
-
The break of dawn
私は「夜明け」が好きだ。ぼんやり明るくなって、あっという間に太陽が顔を出す、あの光といったら。Dawnという単語は、新たな時代の「夜明け」という意味もあり、とてもポジティブながら暗闇からの新しい兆し、希望みたいな意味があって、お気に入りの言葉。自分もそうでありたい。Make the world look alive. Dawn of new culture.