ビールとウーバー #18
幸!!!
Contributed by Kaito Fukui
Trip / 2021.12.31
#18
なんと、この原稿が公開される日は
大晦日!
誰か読んでくれー!
って事で
紅白の、ちょっと知らない人が歌ってる間に
読めるくらいの文章にしてみる。
新宿の世界堂に行くと、かなり長居してしまう
筆はもちろん、紙、絵の具、石膏、石膏像もあるし、めっちゃアナログなシルクスクリーンの道具もある、本当に何でもある
デートで一度は行ってみたいスポット。
だと思うけど、、
ホームセンターにデートで行くような感覚に似ている気がするから
あんまり喜んでもらえないかもしれない
と、思いながら
世界堂の前のガードレールに腰を掛けながら
この原稿を書いている。
5分ほど、ここで原稿を書いているけど
やっぱり、カップルが店内に入ることはない
カワイイ女の子は何人か入って行ったけど。
たまに世界堂の絵の具売り場でカワイイ女の子と
2人きりになることがある
僕は、勝手にかなりドキドキしてしまう
映画のワンシーンに出てきそうな
図書館での出会いとか、普通に期待しながら
超ドキドキしてしまう。
アクリルガッシュの絵の具は絵の具売り場の
奥の角なので、選び終わったら
ちょっとすみません…、
と、狭い通路にいる人を避けて進まなければ行けなくて
毎回、いい匂いがするのではないかと
すれ違う時にすーーーーーーーーーーーーーーーっ!!! と
鼻で息をするけど、残念なことにマスクでわかんない。
そんなカワイイ女の子がさっき
無地の恐らく、絵を描くよう? のダルマを沢山抱えてレジに並んでいたので
僕も買ってみた。
何に使うんだろうか…
ダルマ…
わからん。
2度と、彼女に会うことはない
そういう出会いを、今日のロマンチックと呼ぶ。
良いお年を!
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Kaito Fukui
1997年 東京都出身 幼少期から波と戯れ、サーフィン、スケートボード、恋に青春。 あの時、あの頃の機微を紡ぐように幾層ものレイヤー重ね描き、未来を視る。 美化されたり、湾曲、誇張される記憶を優しく繊細な浮遊感で!