TRAVELER’S CONTAINER #19

TRAVELER’S CONTAINER #19

グッドオールドデイズとキャプテンクック

Contributed by Ryo Sudo

Trip / 2019.06.14

“TRAVELER’S CONTAINER”は、旅の途中で手に入れたいろいろな物を詰め込んで思い出をパッケージする箱。100人いれば100通りの旅があるように、思い出も中身も様々だ。この箱は、その人の旅を映し出す鏡。箱を覗けば、再びあの光景がよみがえってくる。思い出の品々を通して、旅人の足跡を辿っていく。

TRAVELER’S CONTAINER TRIP STORY
Anchorage, Alaska, Honolulu, Hawaii, Juneau
Ryo Sudo



1:シトカ で唯一の本屋さんのブックマーク。
2:アンカレッジで出会った絵描きのスケーター、Ted Kimのプロジェクト「Good Drink」のステッカー。
3:Tedのアートワークのステッカー。
4:アンカレッジ最古のクーパー・インという古いB&Bでおすすめの場所を聞いたら、ていねいに地図を描いてくれました。
5:アウトドアショップにあったステッカー。NOT BY THE TAIL。意味はわかりません。
6:ジュノーのモダンなホテルSilver Bow Innの部屋にあったキャンディ。
7:アウトドアショップにあったポケットハイキングガイド。センス良し。
8:ジュノーのトラムのチケット。
9:シープレーンのラゲージタグ。怖かった。
10:アラスカエアラインのラゲージタグ。Wi-Fiが繋がらなかった。
11:アラスカ・レイルウェイのワッペン。
12:アラスカレイルウェイのピンバッジ。
13:アラスカ・マリン・ハイウェイのチケット。不思議な船旅でした。
14:アラスカ・シープレーンのチケット。絵柄がキュート。
15:グリズリーのステッカー。ミュージアムショップにて。
16:Silver Bow Innのコースター。いちいちカラフルでチャーミング。
17:アンカレッジ郊外のスキータウン・ガードウッド入り口のアイスクリームショップのステッカー。
18;ワイキキのパールホテルのボールペン。窓の外は壁でした。
19:アラスカの小さなホテルに置いてあったウェルカムサイン。思わずほっこり。
20:ジュノーのメキシコ料理レストランのメニュー。思いの外おいしかった。
21:ロシアの風情の残る街、シトカの有名なチョコレート。
22:ジュノーのクラフトジンのお店でもらったコルク。
23:アラスカの風に負けない強力リップクリーム。アンカレッジの老舗登山用品店AMFで購入。
24:ジュノーの土産物屋で購入したピンバッジ。絵が可愛すぎる。
25:同じくジュノーの土産物屋で購入したピンバッジ。
26:使い古したナイフを引き取ってくれる「ナイフ・ドロップ」の登録書。手書き。
27:ジュノーの古いジェネラルストアのポストカード。
29:ワイキキビーチの老舗レストラン・デュークスのポストカード。
30:ジュノーのサルベーションアーミーで購入した型紙。
31:Title Wave Booksのブックマーク。
32・33:キャプテンクックホテルのカードキーとボールペン。シック。
34:老舗アウトドアショップBIG RAY’Sのショップカード。カーハートの品揃え抜群。
35:グリズリーのマグネット。
36:アラスカ中で購入できる簡易ポンチョ。
37:BIG RAY’Sの釣り人用カレンダー。
38:ジュノーのタイドテーブルブック。入江に大きな逆流タイドが入り込んでサーフィンもできる。
39:キリスト教の冊子。
40:アンカレッジのお土産屋の袋。グリズリーのドローイングが秀逸。

<About Trip>

①旅した場所と期間を教えてください。
ハワイ・ホノルルからアラスカのアンカレッジ、ジュノーまで。約2週間の旅でした。

②今回の旅を一言で表すと?
グッドオールドデイズとキャプテンクック。

③旅に欠かせない物は?
レイングッズ。
アラスカの2週間で晴れたのは、1日だけ。

④旅先でお気に入りのスポットは?
アンカレッジのはずれの「Skate Land」。
ローラースケートリンクなのですが、60年代にタイムトリップしたような場所でした。

⑤どんな人々との出会いがありましたか?
ジュノーからヘインズに向けて、インサイドパッセージを州営フェリーで旅した時に出会った
レストランのウエイター。僕らが、彼にとっての初めてのカスタマーだったとのことで、
とてもうれしそうにサービスしてくれました。

⑥このBOXにタイトル又はテーマをつけるなら?
冷たい雨と、グリズリー。

⑦旅するとき必ず毎回持ち帰ろうと決めているものは?
持ち帰るというか、購入するのはマグネットと動物のフィギュア。
自宅の飾り棚が世界中の動物で混雑してきました。

⑧旅のだいごみはなんでしょうか?
旅の最後に、素直な自分に浸れること。
自分が本当はこんなこと考えていたんだなあと、まるで他人のように理解できます。

⑨目的地を選んだ理由を教えてください。
anna magazineの取材ルートでした。

⑩旅先で印象に残っているアイテムのエピソードを教えてください。
サルベーションアーミーで購入した、アラスカンコートの型紙。
レジに持って行ったら、「おう、お前は目が高いな」と褒められました。

⑪感動したことや衝撃を受けたことなどがあれば教えてください。
ジュノーに滞在した時のこと。
他の街に行くには、船かシープレーンに乗るしかないという事実を知ったら、
なんだか怖くなって、居ても立っても居られない気分になりました。

⑫今回の旅はあなたにとってどのようなものになりましたか?
ハワイの人々はおおらかで大雑把、アラスカの人々は優しいけどもの静か。
あたりまえだけど、「気候」が人に与える影響がこれほど大きいってことを実感しました。
日本人の感性が優れているのは、季節が鮮明に移り変わっていくからなんですね。

<somewhere>


ジュノーの日本料理店の前をグリズリーがてくてく歩いていました。その距離3メートル!


アンカレッジにはあらゆる場所にクマが。


スケートランドのオブジェ。バッファロー66の世界でした。


アラスカマリンハイウェイでは、ベテランはこんな感じです。


シトカ の古いバー。奥の2人はiphoneのゲームアプリに夢中。


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