脇道、抜け道、ラビリンス

Mamma mia! #20

脇道、抜け道、ラビリンス

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2020.08.11

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。数ヶ月前に美しい自然に囲まれた南イタリアへやってきた。ここには、つい迷い込みたくなるような脇道や細道がたくさん。まるでラビリンス。

#20

今日は私の話ではなく、
ちょっと前から撮りためていたイタリアの脇道写真のお話。
ついつい迷い込んでしまいたくなるラビリンスな世界へお連れします。

AGROPOLIのメイン通りから1本入ったところ。階段下から見上げた景色が素敵で、CONTAINERで紹介したいって思った最初の1枚。



これもAGROPOLIの脇道というか、脇階段。両脇に鮮やかな花やグリーンが茂って階段を上がるのも苦じゃなくなった可愛らしい階段。



ジェラート屋さんを探しながら街を散策中。可憐なブーゲンビリアを目指す私の心はワクワクで、早くこの暗い道を抜けたくなった。



AMALFI COASTで見つけた脇道は、地中海を彷彿させる白壁×平和の象徴オリーブ。



ここもAMALFI COAST。建物の間から差し込む光に連れられて。上まで上りつめたらホテルのエントランスだった。



AMALFI COASTならではの、この断崖絶壁×石段。



ここは、POSITANO。正面からの写真はないけど、細い階段に並べられたプランターのタイルがアマルフィっぽかった。



SALERNOの脇道。一見なんてことない道だけど、曲がったその先が気になって、気になって、気になって。つい迷い込みたくなった。



SALERNO駅から続くメイン通りを1本入った脇道。乱雑な感じもイタリアっぽい。



ここもSALERNO。本当に迷い込んでしまった時に出会った場所。迷っても素敵な景色を見せてくれるなら、いっか(笑)!



ここを抜けると大通りに出られる! 迷い込んだ末、やっと帰り道が見つかった時の1枚。



両脇にショップやアパートがあるので人通りも多い広めな脇道。クエストゥーラへ向かう途中。



この雑多な感じがNAPOLIっぽい。「ロマンティック」そんな言葉は似合わない、男前な脇道。



脇道だらけのNAPOLI。同じような脇道がたくさんありすぎて、近くに描かれたグラフィティが目印だったりする。



では、また来週!


アーカイブはこちら

Tag

Writer