Greenfields I'm in love #21

好きな紅茶はQueen Anne!

Contributed by Aya Ueno

Trip / nov.13.2020

直感を信じ、ドキドキするものに向かって走り続ける神戸出身の大学生、Aya Uenoさんの連載「Greenfields I'm in love」。自分探しも兼ねたロンドンでの留学生活で、自分の目で見て、肌で感じたありのままの日々の記録をお届けします。

#21

わたしには くららちゃんという同い年の再従姉妹がいる。彼女もたまたまロンドン留学中で、こっちで仲良くなった(再従姉妹といってもちょっと疎遠で、日本にいる時のわたしたちは親族のお葬式で会うくらいの仲だった)。くららちゃんは、サバサバしていて一見ドライというかクールなんだけど、チラチラ可愛い一面を見せるところがあって、わたしはそれがすごく好きだ。

中高大とずっと一緒の後輩のれいなちゃんも、同時期にロンドンに留学している。(日本人が割と少ないのに、なんと私たちは学校も同じ!) れいなちゃんもSNSでくららちゃんと繋がっていたから、私たちは自然と3人で頻繁に会うようになっていた。

よく、天然で可愛いれいなちゃんが変なことを言って、わたしとくららちゃんがすかさず突っ込み、みんなで笑い合った。3人は本当に息がぴったりで、このグループがすっごく好きだった! 悲しい事にくららちゃんは私たちより半年早くロンドンにきていて、もうすぐ帰ってしまう。彼女のロンドンラストの土日を頂いたから、最後の思い出づくりをした。

土曜日は、イギリスならではのアフタヌーンティーを。わたしとれいなちゃんにとって初めての本場のアフタヌーンティー。くららちゃんにとっては100回目くらい。人気なところは事前に予約をしてないとすぐ席が埋まってしまうらしい! アフタヌーンティーのエキスパートといえるくらいの上級者であるくららちゃんが人気のfortnum&masonで空きを見つけて、予約をしてくれた。

記念すべきはじめてのアフタヌーンティーにふさわしい、すごく素敵な時間だった。空間もウェイターさんも、使われる食器たちも、全部がとってもファンシーでドキドキした! スタンドの下のサンドウィッチから、スコーン、ケーキと順に食べていくのだけど、美味しくておなかが許す限りおかわりをする。紅茶も色んなフレーバーを堪能して、お気に入りのお茶を見つけた。これから機会があったら、「好きな紅茶はF&MのQueen Anneです」って言おう!(笑)


ケーキは一つ一つポーションが小さいけど、ものすごく甘い。


大好きな2人と大好きなペンハリガン。

次の日はケンブリッジへ! ロンドンに来てからはじめての国内旅行。学問の町なだけあって、そこら中にキャンパスがある。中心地には可愛らしいカフェやレストランがキャンパスに囲まれてぎゅっと詰まっている。その光景は、なんだか映画のセットみたいだ。ロンドンより観光地っぽさを感じた。

れいなちゃんは、以前ケンブリッジで短期留学していたから、彼女が滞在していた寮へいった。本当は部外者は立ち入り禁止なんだけど(当たり前だ。そうでないと危ない)、存在感を消してこそこそと歩いたら中に入れてしまった。懐かしいと嬉しそうなれいなちゃんが可愛いかった。


“ここがわたしのアナザースカイ!“

フィッツウィリアム美術館へ。わたしは、ヤン・ブリューゲルによって描かれた花瓶のシリーズが気に入った。アクセサリーが散らばっていて可愛い。



中心地からはずれ、奥へと向かうと、街はうってかわって長閑な雰囲気になる。

ここ、ケンブリッジは『博士と彼女のセオリー』の舞台でもある。映画では、ケム川のほとりで、研究テーマを決めたホーキング博士がのちの妻となるジェーンに嬉しそうに話すシーンがある。そして「時の始まりまで時間を巻き戻そう」と手を繋いでくるくると回りながらじゃれあうのだ。せっかくだからその川を見てみたいのに、大学が川沿いに張り巡らされていてなかなか辿りつかなかった。わたしたちはケンブリッジ大学の学生に混じって、橋を求めてきゃっきゃといいながらキャンパス沿いをずっと歩いた。緑に囲まれていてとても綺麗だった!

途中で可愛い食器屋さんを見つけた。私は食器が大好きだ。

映画の世界みたいだった。

最後にとっておきの約束があった。高校2年生の時、ロンドンの西にあるウェリントンで短期留学をしていたのだけど、当時仲良しだったドイツ人の友達のベレニスが、現在ケンブリッジの学生なのだ。くららちゃんとれいなちゃんも承諾してくれたから、4人で夜ご飯を食べることになった。ベレニスが予約してくれていたレストランへ行くと、まもなく彼女が現れた。5年ぶりの再会だけど、容姿は驚くほど変わってなかった。彼女は、女優のタムシン・エガートンに似ている気がする。

そうだ、変わったことといえば、彼女の話す英語にはすごいブリティッシュアクセントがついていた。相変わらず乗馬が好きで、馬のいない生活に我慢できず、今はケンブリッジでも自分の馬を所有してるみたい!(笑)

今日は「セメスター最後のテストがやっと終わる日だから、みんなパーティしてるわ」と言っていた。だからか! さっきから、スーツやドレスを着た学生がたくさんいた。彼女のパーティは明日あるらしく「着ていくドレスを決めかねている」と赤と白のドレスの写真を見せてくれた。2着ともよく似合っていて、私たち3人がどちらを勧めたかは覚えていない。でも、よく覚えているのは、後日インスタを見たら真逆の色を着ていたこと(笑)。

ケンブリッジ駅から中心地まで、行きはタクシーで行ったけど、帰りはお腹もいっぱいだったから、駅まで続く真っ直ぐの一本道を歩いて帰った。途中、chatimeがあったからタピオカを買った。くららちゃんはタピオカが大好きで、そのこだわりも強いから、お決まりのオーダーがある。いつも1秒たりとも迷わず、毎回それをすごいスピードでスラスラと注文する。何度見てもシュールで、わたしとれいなちゃんはついつい笑ってしまう。

ケンブリッジは楽しかったけど、それよりこの3人で小旅行出来たのが本当に嬉しかった。楽しくて楽しくて終始笑っていた、ほっぺたが痛い!


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