「MOUNTAIN FESTIVAL」の舞台裏

「MOUNTAIN FESTIVAL」の舞台裏

Contributed by anna magazine

Trip / 2018.11.05

8月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり、THE NORTH FACEとBEAMSによる初のイベント『MOUNTAIN FESTIVAL』が開催され、我々Container編集部も参加させていただきました。これまでにイベントレポートに加え、アクティビティ別にイベントの様子をレポートしました。(未読の方は↓をチェック)

全体レポート
http://container-web.jp/trip/8767.html

アクティビティレポート
①CLIMBING
②SUP&YOGA
③TRAIL RUNNING
④MOUNTAIN BIKING

最終回は、運営スタッフにフォーカス!!
私たちがこのイベントに参加して一番感じたことは、運営の素晴らしさでした。イベントの構成から当日の運営まで隅々まで行き届いた進行計画まで、スタッフ一人一人の団結力とコミュニケーションスキルの高さに感動しました。度重なる天候の変化などにも柔軟に対応し、見事イベントを成功へと導いたスタッフの方々に少々お話を伺いました。MOUNTAIN FESTIVALの舞台裏に迫ります。

● 開催に至った経緯を教えてください。
THE NORTH FACE とBEAMSで別注ウェア(コラボーレーションアイテム)を販売しました。THE NORTH FACE とBEAMSはプロダクトだけにとどまらず、体験までを提案することでその本質を伝えていきたいという考えから今回のブロジェクトがうまれました。

● アクティビティやロケーションはどのように決まっていったのでしょうか。
アクティビティは、初心者でも楽しめるという事を意識して選定しました。種目ごとにプロのTHE NORTH FACE のアスリート・ガイドを配置。ていねいにレクチャーを行い、アクティビティの魅力を存分に体験できる体制を作りました。また、ロケーションは気持ちの良い自然で設備が整った環境を探してセレクト。“また来たい、体験したい”と思っていただけるような満足度の高い内容を目指しました。

● イベントを運営する上で、最も大切にしたことはなんですか?
どうしたら“楽しそう!行ってみたい!”と思ってもらえるようなイベントになるかというところ。企画段階で若い世代の参加者やアウトドア未経験者をどうアウトドアフィールドへ連れ出すきっかけを作るかというところから議論を重ねました。コンテンツや現地でのサービスを一から考え、イベントの構成を作り上げていきました。具体的には送迎から食事、人気アーティストのワンマンライブまでお客様に喜んでいただける要素を詰め込み、いいとこ取りの充実した内容にしました。

● 最も苦労した部分はどこですか?
設営ですね。標高が高いこともあり、天気の移り変わりが激しかったため、雨や強風が続いた影響で設営に予想以上に苦労しました。自然が相手なのでこればかりは仕方ありませんが、当日までにお客様が安全に快適に過ごせるよう環境整備を徹底して行いました。

● 実際に何人体制でどのような組織で運営したのでしょうか。
ステージやアクティビティスペースの設営スタッフを含めると約100名です。
主催はTHE NORTH FACE 、企画協力にBEAMS、制作協力にSPACE SHOWERが携わる組織編成で運営しました。

● 良いチームワークを築く上で、心がけていることなどはありますか?
THE NORTH FACE とBEAMSの共同企画がここまで良いチームワークで進行できたことは、“想い”の強さが一緒だったということです。一切妥協せずに、本気で言いたいことを言い合って進められたことに強い絆が生まれました。それはすべてお客様が「アウトドアをもっと好きになってほしい」という想いが形となった結果だと思います。

● 特にBEAMSスタッフの方々のチームワークがとても印象的でしたが、イベント運営をはじめものづくりやサービス開発において「BEAMSらしさ」とは何でしょう?
スタッフそれぞれが本気でイベントを楽しむ姿とお客様を一番に思う気持ちが伝わったからではないかと思います。その意識は社内でも徹底されています。それに加えて、BEAMSらしさは“ファッション感”です。ウエアや音楽などアウトドアにカルチャー要素を盛り込んだ部分が“らしさ”ではないかと思います。

● 最後に、今後はどのような展開を考えていますか?
具体的には言えませんが、みんなに楽しんでもらえるような企画を考えています!

「アウトドアをもっと好きになってほしい!」そんな思いから実現した今回のイベントは、THE NORTH FACEとBEAMSの思いが一つにシンクロした結果から生まれました。何より自分たちが心の底から楽しめる内容を妥協せずに追求する姿勢が、クオリティに大きく影響していたようです。本気で遊ぶことの楽しさを知っているメンバーが集まったからこそ、お客様も本気で楽しめる充実の内容になったのだと実感しました。お客様に楽しんでいただきたい、また来たいと思ってもらうようなイベントとはどのようなものなのだろうか。その回答がこのMOUTAIN FESTIVALに詰まっていたのではないかと思います。次回以降の開催は、まだ未定のようですが、なにやら面白い試みを計画中のようですので、楽しみにアナウンスを待つことにしましょう。















Tag

Writer