結局は……

Own Beautiful Adventure in Baja #11

結局は……

Contributed by Nachos

Trip / 2024.05.30

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。シリーズ第10弾は、バハ・カリフォルニアでの旅の模様をお届けします!

#11


カリフォルニアに戻り、また新しい生活がはじまった。
SDには1ヶ月半の滞在予定。数週間後には日本から何人かサーフリトリートで来る予定。こっちで日本のみんなに会えるのも、またどんなフィーリングになるのかが楽しみ!! はじめましての人もいるんだろうな。


いつも通っているお気に入りのカフェへ


メキシコとここの町は車で2時間強くらいしか離れていないのに、国境を超えるだけで違う感覚へと変わっていく。



何回か通って気がついたんだけど、このレジ横にあるソルティショートブレッドがめちゃくちゃ美味しい。友達に何度勧めたか(君はツーリストじゃ? という声も聞こえるかもだけど(笑))。


この日はショーケースの中の美味しそうなパンとスペシャルシーズンラテをチョイス


カフェのテーブルに座りながらふと、ゆったりと流れていったメキ時間を思い出す(メキ時間=メキシコの時間)。



毎回、タコスはどれを選べばいいのか迷ってしまう。それぞれのタコスの付け合わせも慎重に見ながら選んでいく。時には邪道かな? と思いつつ頼んでもないフィッシュタコの付け合わせにも手を伸ばして食べる始末。


でも、何を選ぶかは自由だ、自分の進む道も


何種類かあるサルサを見て美味しそうと手を伸ばした先のものは1番辛い物が潜んでいたり、時々隣にいた人に「メキシコをあなどるなよ! デンジャラスだ」と言われた付け合わせのサルサ達。そんなアドバイスをもらってなんとか回避した時もあった(笑)。

だから周りの人の意見にもしっかり耳を傾けて。

……なんてタコスにかけて、かっこよさげなことを言ってみたけど、人生の中でありふれたものだったとしても自分だけのオリジナリティを見つけていきたいよね。





そしてこっちに戻ってきて楽しみにしていたこと。それはサンディエゴに住んでいるシェイパーの友達が私のために削ってくれたロングボード!!!!
ついにロングボードデビュー。でも、これもすべてご縁からきたありがたい出来事。だから全てのことは繋がっている。このミラクルな繋がりのパワーが私の中でどんどん強くなっている気がする。きっと勘違いではない。

さぁ、もっとサーフィンがんばろう。





このご機嫌な空の下、いつもと同じような、でもちょっと違うニューノーマルな生活を送っていこうと思う。

でもこの次の週、インドネシアからメキシコ、アメリカへと何ヶ月もノンストップで動き回った代償が私の身体に襲ってきたのだ。やっぱりさ、結論は健康が一番だよ。身体が元気ならそれだけですっごい幸せなことなんだって、ちゃんと思わなきゃね。



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