CIRCULATION #23
お母さんのご飯の話①
Contributed by ERI
Trip / 2022.12.21
いつも私は手広海岸のローカルの人や友達と何気ない時間を過ごす。
そんなゆっくりとした奄美での生活の中で、
いつも楽しみにしていることがある。
それは、
グリーンヒルのお母さんの夜ご飯。
グリーンヒルは手広海岸すぐにある、サーフショップ＆ペンション。
そこで宿泊のお客さんに出してるご飯が自慢の宿である。
全てお母さんの手作り。
そこでは毎晩のように宿泊客に混ざって手広のサーファーたちが晩酌している。
私も混ざってご飯を食べたり飲んだりすることも多々ある。
お母さんの島料理は、本当に美味しい。
全部美味しい。
多分私は島の味付けがとても好みなんだと思う。
甘辛でご飯によく合い、お酒のアテにもなる。
（私はほとんど飲めないんだけど。）
その中でも大好きなのが、
もずくの天ぷら
これが、もう、大変、虜になってしまってもう取り返しがつかない。
さくっと揚げられたもずく
天ぷら粉にも味がついていて
何もつけずにパクパク食べてしまう。
奄美にきたら、絶対に食べたい料理。
しかもお店によってレシピが違うからか、味も違う。
私はグリーンヒルのお母さんが作る、もずくの天ぷらが大好きなのだ。
どうですか。
食べたくなりました？
宣伝でもなんでもないんですよ。
本気で美味しいから全力で知って欲しいんです。笑
あと、忘れてはいけないのが、
鶏飯。
奄美の郷土料理。
ほかほかのご飯の上に、
ボイルして細く裂かれた鶏肉と
青パパイヤ
たんかんの皮（柑橘）
錦糸卵
たまに紅生姜
青ネギ
そして
香り高い鶏の出汁をかけて食べる。
奄美風のお茶漬けのような、なんと言うか。
優しい味で、スッと入ってくる。
なんといっても、食べるときに自分で好きなように具材を乗っけて
好きなだけ出汁をかけて食べる。
この、自分で作るスタイルがなんともワクワクする。
グリーンヒルの鶏飯も絶品で、
丁寧にとった出汁が体に染み込む。
私はコロナ禍で外に出れない時、グリーンヒルの冷凍鶏飯セットを頼んだくらいのファンである。
鶏飯も、お店によって個性が出る。
奄美を訪れたときはぜひトライして欲しい。
あとは、、、
たくさん紹介したいものがあるのだけど、
印象的だった２つ。
猪とトビンニャ。
猪は、いわゆるジビエ。
ある日家で集まって鍋かお好み焼きパーティーか何かをしている時、
後から参加してきた人が手土産で今日取れた猪を持ってきてくれた。
シンプルに焼肉にして食べてみたら、
美味しい！！
初めて食べる味！！
噛めば噛むほど旨味が出てくる。
これは、美味しい。。。。。
たくさん山のようにあった猪肉が、あっという間に無くなってしまった。
みんなさっきまでお腹いっぱいって言ってたのに・・・。笑
ジビエには科学では証明できない何か野生を思い出させるような
効果を持ってる気がする・・・
・・・と
トビンニャのことも書こうと思ったんだけど、
次回！！！！
もっと他の食材についても書いちゃお！！
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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。
