Nduja(ンドゥイヤ)って知ってる?

Mamma mia! #142

Nduja(ンドゥイヤ)って知ってる?

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2023.01.10

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。今回は、イタリアに来てから出会った、美味な食材「Nduja(ンドゥイヤ)」の話。


イタリアに来てから、お呼ばれディナーは「餃子」と決まっている!
いや、決まってはいないけど、イタリア人(今のところ100%)が喜んでくれるので、餃子で外したことがない。

そして、月に1〜2回は餃子を作る私だけど、12月はイベントが重なるので、週一ぐらいで餃子を作って、家で食べたり、ホームパーティの手土産に持って行ったりしていた。

今回はそんな餃子の中身のお話。
餃子の中に入れる具材はその時の気分や一緒に食事をするメンバーで変わるものなんだけど、
最近私のお気に入りは断然Nduja(ンドゥイヤ)入りの餃子。

Nduja(ンドゥイヤ)って何?

って、なるよね。
私もイタリアに来るまで知らなかった、Ndujaの存在。
しかも、微妙に読み方が難しいのも、とっつきにくいポイントだったりする。

ということで簡単にいうと、Nduja(ンドゥイヤ)は、カラブリア(ブーツの先端にあたる場所)生まれのスパイシーなペーストサラミ。(下の写真の陶器で温められている赤い食べ物)
今まではピザにトッピングしたり、パスタに使っていたんだけど、これが餃子とも相性抜群なのだ。 
辛いと言っても、口から火が出るほど辛いわけではないからご安心を。
どのぐらいかと言うと、辛いものが苦手な私でも我慢せずに美味しい! とコメントできるぐらい。
ピリ辛ってところ。

そんなNdujaを餃子に入れたら激うまだった。
ピザにのせるより、パスタに入れるより、餃子の具材に練り込むのが一番相性が良いのではないか、と思うほど。

今までは、ゆず入り餃子とノーマル餃子を作っていたけど、これからはしばらくNduja入り餃子とノーマル餃子になりそう。


キャンドルでNduja を温められるSCALDA NDUJAと書かれた可愛い調理器具もお気に入り。Ndujaはこんなふうに温めてから、餃子の具材の中にミックスするのがポイント。




子供もいる食事会だったので、Nduja入り餃子と、ノーマル餃子の2パターンを用意。




食事会のアペのおつまみとして持参した餃子。Nduja餃子は思った以上にイタリア人に人気で、みんなが絶賛してくれた。よかった〜。




友達のJaneのお家で餃子パーティー。このときはコーンを入り餃子を。





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