セカンドホーム

TRAVELER’S CONTAINER #14

セカンドホーム

Contributed by Haruka Kadena

Trip / jan.10.2019

“TRAVELER’S CONTAINER”は、旅の途中で手に入れたいろいろな物を詰め込んで思い出をパッケージする箱。100人いれば100通りの旅があるように、思い出も中身も様々だ。この箱は、その人の旅を映し出す鏡。箱を覗けば、再びあの光景がよみがえってくる。思い出の品々を通して、旅人の足跡を辿っていく。


TRAVELER’S CONTAINER TRIP STORY

Aug.2016-Mar.2017
Melbourne / Australia
Haruka Kadena




1:「FLUX」というローカルのアパレルショップで買ったTシャツ。"No Worries"はオーストラリアでよく使われるスラング。
2:日本に帰る前日にワイン好きなシェアメイト達が連れて行ってくれたバー。
3:働いていたレストランの近くにあったコーヒーショップのカード。
4:「Market Lane Coffee」は、大好きなカフェの中の1つ。ホットコーヒーを頼んだらカップを二重にしてくれたので、記念に持って帰ってきた。
5・18:オーストラリアといえば、ベジマイト。カンガルー。マーケットでオーストラリアっぽいものを探していた時に。
6:「Proud Mary」のショップカード。
7:クイーンビクトリアマーケットにあるドーナツのフードトラックの写真。写ルンですで撮影。
8:「David Hockney」のエキシビジョンを見に行った時のパンフレット。
9:電車やトラムで使うマイキーカード。タッチするのを忘れて、AU$70の罰金を払ったこともある。
10:メルボルン博物館のチケット。
11:イタリア人のクラスメイトの女の子からの手紙。クラスが終わる時に手紙をくれた。すごく情熱的で、自分をしっかり持ってる素敵な子。この子が住んでる島にも遊びに行きたい!
12:「Auction Rooms」というオークション会場だった場所をリノベして作られたカフェ。
13:「Plug Nickel」のコースター。
14:他にも集めていたショップカード。ほとんどがコーヒーショップ。
15:持って帰ってきたコインと、ビクトリアンビターという地ビールの蓋。
16:"Wishing you a great first day☺︎" ホストマザーから。学校初日の朝起きたらテーブルの上に置かれていて、嬉しかった。
17:メルボルンの地図。
19:ルーフトップで映画が見れるバーが結構あった!行けなかったのでフライヤーだけ。
20:「The Seachers」というレコードショップで撮った写真。なんて素敵な店名!
21:家の近くにあるエスプレッソバーのナプキン。イタリア人のバリスタが最高にフレンドリー。チャオ!ベッラ!って挨拶してくれる。
22:「Sonido!」というラテンアメリカ系のカフェ。
23:「St.Ali」 お気に入りのショップカード。
24:「Stagger Lee's」のショップカード。

<About Trip>
①旅した場所と期間を教えてください。
オーストラリアのメルボルン。
2016年8月〜2017年3月。学生ビザで滞在。

②今回の旅を一言で表すと?
「セカンドホーム」
初めて沖縄を出て暮らした街で、非日常が日常になる瞬間を実感した。今でもメルボルンのニュースや気温はチェックしてしまう。

③旅に欠かせないものは?
「紙とペン」
英語が聞き取れないときには紙に書いてもらったり、その逆もあり。手書きの字はなんだか特別です。

④旅先でお気に入りのスポットは?
「公園」
ベンチに座って本を読んだり、コーヒーを片手に散歩したり。1番好きなのは、太陽の光を浴びながら昼寝すること。カールトンガーデンがお気に入り!

⑤どんな人々との出会いがありましたか?
「コーヒーショップの店員さんたち」
学校やシェアハウス、バイト先、毎日が出会いと別れの連続で新鮮だった。その中でも大切な出会いの一つがコーヒーショップの店員さんたち。「日本の子でしょ? メルボルンはどう?」とか「週末はどうだった?」とか、まだオーストラリアでの生活に慣れていなくて不安な時に、バリスタさんたちのとの些細な会話で救われた。みんな個性があって、かっこよくて、店員としてではなく対等な立場で接してもらえたことが嬉しかった。

⑥このBOXにタイトル又はテーマをつけるなら?
「My Goodies」
お気に入りのものや大切な人たちを思い出すことができるBOX。

⑦旅するとき必ず毎回持ち帰ろうと決めているものは?
「ショップカード、チケット、フリーペーパーなど」

⑧旅のだいごみはなんでしょうか?
「ハプニング」
「美味しいものと美味しくないものを食べること」
「現地ですれ違う人の人生を空想すること」

⑨目的地を選んだ理由を教えてください。
小さい頃から海外で暮らしてみたかった。行き先はアメリカやカナダなど色々と迷ったけれど、ビザの取りやすさや周りからのアドバイスもあり、オーストラリアへ。最終目的地は、直感でメルボルンにしました。名前が可愛いなと思って。

⑩旅先で印象に残っているアイテムのエピソードを教えてください。
「ZINE」
ジンは自主制作の紙媒体のメディアのことなんですが、メルボルンでその存在を知って、友達とジンのフェスティバルに行きました。写真集みたいなものもあればコミックや物語、コラージュなど。ジンを作った人の顔が見れて、話せて、すんごく面白かった。もともと雑誌や編集に興味があったので、このイベントのおかげで自分もできる! と気づいてハマっています。インターネットが中心となっている世の中で、ジンはその人の体温や熱量まで伝わってくる大好きな自己表現。

⑪感動したことや衝撃を受けたことなどがあれば教えてください。
「どこでも人が寝てること」
公園はもちろん、図書館の前の広場。美術館のロビーなどいたるところで見かける。それに人数もたくさん!
「交通機関が無料」
クリスマスなどのイベントがある日は、公共の交通機関が無料で利用できること。
「バイト帰りの事件」
深夜、バイト帰りに一人で歩いていた時、自転車に乗った男に後ろから携帯電話をひったくられたこと。泣きながら警察署に行きました。

⑫今回の旅はあなたにとってどのようなものになりましたか?
「自分に正直でいることを大切にしたいと思えた旅」
世界中から移民が集まるオーストラリア。色んな人生を送ってきた人とメルボルンで出会って、昨日まではNOだったものが今日はYESになってもいいことに気づけたし、自分の人生が大好きになった👍❤


メルボルンで有名なグラフィティーレーン。


Market Lane Coffee。バリスタとお客さんの距離が近くて楽しい。店内のお花は定期的に変わる。


Patricia Coffee Brewersの天井にあるネオンサイン。


Patricia Coffee Brewersの店外。コーヒーを待っているビジネスマンでいっぱい。



放課後クラスメイトと公園でお互いの国や夢について語り合った日。


ジンショップ。真ん中のスペースで製本などの作業ができる。


バスキングも有名。


お気に入りのトラム。


様々な国の文化が融合。食文化もそのひとつ。カフェで食べたマグロのサラダ。醤油が1番だと思った!

Haruka Kadena
1994年沖縄生まれ。バリスタとして働いている。アートにも興味があって、ZINEにハマっている。また、メルボルンで暮らすのが近々のTO DO!
Instagram: @hrkkdn

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