Miyu Note #5 – Nostalgic trip in Cape Cod.

Contributed by anna magazine

Trip / apr.09.2018



去年の10月末に私はアトランタにいた。

アトランタに数日ステイし、すぐに次の目的地であったNew Yorkに行こうと計画していたけれど、
航空券を調べるとどれもボストン経由だった。
ちょうど良いので5年ぶりにボストンに住む私のお兄ちゃん的存在の友達2人を
訪ねることにして、他にボストンにいる間に行けるところはないかななんて考えていた。
そしてポッと頭に浮かんだのは、ケープコッドに住む友達のライアンだった。

ケープコッドはボストンからバスで約2時間ほどのマサチューセッツ州東に位置する
腕の形をした半島。東京ディズニーシーのAmerican Waterfrontのモチーフにもなっている町。
ライアンと出会ったのはインドネシアのバリで一人旅をしていた時。
フィルムカメラで写真を撮っていた彼をバリのバーで見つけ話しかけて友達になったのだ。
ボストンからバスで約2時間のハイアニスまでライアンが迎えに来てくれた。そのまま海へ。




アメリカらしくビーチが長く水際までが遠い。
ゴミのない綺麗な砂浜を歩きながら首を伸ばしてようやく海が見えた。
曇り空の砂浜は実物もカメラでもノスタルジック。
黒いものがスイスイと泳いでいる。よく見ると野生のアシカだった。
波打際からかなり距離はあるものの近づこうとすると早々に
水に姿を消してまた違うところからヒョコッと頭を出しこっちを見ながら泳ぐ。
そのまま北上し車を停め、プロヴィンスタウンにある砂丘を
日が暮れるまで約4時間ほど歩き回った。



野生のキノコや、湿地の周りにはクランベリーが生えていた。
夏の間はたくさんの観光客で賑わうというこのビーチも11月となると誰もいなく、
誰も住んでいなさそうな廃れかけた小さな海小屋たちのおかげで
夏の賑わいを想像することは難しかった。





海沿いに並ぶ同じ形のビーチハウスや、立派な別荘も寂しげだ。
砂浜に生える草も枯れて茶色になり、私には葉山の一色海岸の芝生から海にぬける
寂しい冬景色と同じように写り、
初めて訪れたにも関わらずどこか懐かしく恋しいケープコッド。



プロフィール👩
深田美佑(ふかだ みゆ)横浜生まれ、逗子在住。5歳よりクラシックバレエを始める。英語を独学で習得し、ダンサーになるという夢を実現するため、2012年にNYへ留学。留学中、ガラクタ市でみつけた10$のフィルムカメラで写真を撮り始める。現在はフリーヨガインストラクター、モデル、写真、翻訳、通訳など多方面にわたり活動中。2016年には自信初となる写真展を鎌倉で開催。ヨガworkshopの開催、雑誌へのコラム執筆、Yogi Teaのアンバサダーなど、活動の幅を広げている。https://www.miyufukada.com/

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