アメリカの100均

SEASON 2 #14

アメリカの100均

Contributed by Yuumi Saigusa

Trip / 2021.11.23

25年越しで「NYに住む!」という夢を果たし、理想と現実の生活に日々苦戦しながらも、今まで感じていたNYCのイメージとは違う、新しいNYCで自分の現在地を探すYuumi Saigusaの旅連載!

#14

ニューヨークは何もかもが高い。初めて来た時も普通の8個入りのトイレットペーパーが14ドル(日本円で約1,600円位)もしたのには驚いた事もあった。
そこはマンハッタンのど真ん中にあるスーパーマーケットだったから仕方なかったのだけれども、まぁとにもかくにも物価が高い。
毎朝食べるヨーグルトなんかも平均480円はするし。日本だったら480円のヨーグルトなんて挑戦状に近い。当然「いったいどんな味なんだろう」と期待してしまうけれども、せめて“どこどこの牧場でノーストレスで育ちオーガニックの餌で家畜された牛からの恵み”みたいなうたい文句があるならまだしも、全然そんな事もなくパッケージも味も至って普通。
昔からある「明治ブルガリアヨーグルト」はコスパも良し、味も濃厚バージョンもあったりつくづくリスペクトしてしまう。ヨーグルトについてこんな考えた事はなかったけれども次回からはブルガリアヨーグルトですらありがたく頂く事になると思う。

ドルになってしまうとその感覚はあまり掴めないけれども、改めて日本円に換算してしまうと何も買えなくなってしまう時もあって、「とんでもない国に来てしまったもんだ」とちょっと後悔する時もあったり。

食べ物はお腹に入るものなので安いものでテキトーに済ます訳にはいかず、でもデイリーユースの消耗品なんかはもう少し経済的に済ませたいと思っていた時に、ゲトーエリア在住時は”Doller tree”というお店を見つけました。生活用品から食料品など店内全て1ドル!
ここを最初に見つけた時に、勢いで色々買ってしまった事を今でもよく覚えている。
もしゲトーエリアに住んでなかったら一生知らなかっただろうから、ちょっと大袈裟だけれどもここでNYで生き抜く術を教わった感じがする。
今でもキッチンペーパー、トイレットペーパー、電球なんかが切れるとわざわざ買いに行くし、店舗によっては仕入れ商品が違うので自分が必要とするものがちゃんとストックされている店舗に出向く事が多いけれども、陳列棚がスカスカで床に商品が落ちて散乱してしている所もあったりする。(アメリカは床に商品が散乱している事もよくあってどうしてこういう状態になるのかいつも不思議だわ)ここの店舗は品揃えはよくないけれども店内は比較的綺麗。



オリジナル商品の洗剤は少し躊躇するけれども、それ以外にも普通にスーパーに売られているブランドもあるので利用しやすい。

引っ越し時に活躍した洗剤たち。



ハロウィングッズも全て1ドルとは思えないほど充実。さすがパーティー文化の国。





そして冷凍食品もかなり充実。ここら辺はちょっと購入するまでには至らないけれども、
500mlのアイスまでも。

お会計は30mの列が出来ている事もよくあり並んでいる人たち同士の間で会話が弾んでいて、昔から知っているかのように会話が繰り広げられている光景もよく見られます。お会計の順番までの友達関係。

会計を済ませて、次なる場所はLOT-LESSというディスカウントストア。ここも色々なロケーションに店舗があり生活雑貨、キッチン、コスメ、衣類、食品までかなりお世話になっています。







画像はないけれどもう一件よく利用するドンキホーテみたいなお店もあって、当初は知らなかったお店も徐々に知るようになり、これを利用しない手はないと、今ではどこの店もかなり常連客です。


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