Mamma mia! #96
バレンタインデーはなんだか胸が、キュン♡
Contributed by Aco Hirai
Trip / 2022.02.22
#96
約3ヵ月ぶりにイタリア語レッスンを再開したので今日から学校へ。
ずっとお休みしていたので、残りのレッスン頑張るぞ!! と謎にかなりポジティブな私。
そして今日は、イタリア語でSan Valentinoっと言って、そう、バレンタインデーでもあるのだ。
EATALYで買ったAMORE E...ワイン。直訳すると、愛と…ってところだろうか。
メトロを降りて学校まで歩いていると、道端でおしゃべりする若者カップルを発見。距離が近づくにつれて、男の子が手に赤いバラの花を持っていることに気づき、二人のぎこちない雰囲気がちょっと伝わってきたりした。女の子のラフな服装からして、きっと男の子にアパートメントの下まで呼び出されたんだろう。そして、彼が(多分)愛の告白をして、赤いバラを手渡した。すると女の子が男の子の首元に手を回してぎゅう〜ってハグをした♡
なんだか心がポッと熱くなった。
あまずっぺぇ〜♡
高校生の頃に、好きな子にチョコレートをあげていた自分の姿を重ね合わせて懐かしくなったりして(笑)。
そんなわけで、甘酸っぱいこの余韻を残しながら、スウィートな気持ちのまま学校へ到着できた。
学校では、ディレクターのEnricoがクッキーを配りながら各教室を回っていた。GRAZIE♡
イタリアってご存知の通りアモーレの国なんだけど、実はバレンタイン発祥の国でもあって、バレンタインデー当日に男性が赤いバラを女性にプレゼントしているシーン(特に若い子な気がするんだけど)をよく見かけるのだ。
もちろん、チョコレートや香水などのプレゼントをおくったり、レストランで食事をしたりするのがスタンダードらしいけど、今日はバラの花を持っている人をたくさん見かける気がする。
日本のバレンタインデーは、女性から男性にというカルチャーがあるので、余計に新鮮。
私はと言うと、少し早めに学校を抜け出して、近くにある人気のPasticceria(ケーキ屋さん)へ。有名なケーキ屋さんなので、混み合うであろう時間帯より少し早めを狙って到着したにもかかわらず、すでに長蛇の列。
お店を出る頃にはさらに列が長くなっていたので、これでも良い時間帯に到着したみたい。
がーん。
しかも、降り出した雨が激しさを増してきて最悪だ。
そんな中、30分程待ってようやくケーキをゲットできた。
何かと待たされることが多いイタリア。郵便局やクエストゥーラの待ち時間(1〜2時間待つことがざらにあるので)に比べると、たかが30分の待ち時間なんて楽勝だった(笑)!
♡型の可愛いケーキ。味は塩チョコレートやココナッツなど、一風変わったものもあるけど、スタンダードなものをチョイス。
帰りの電車の中はこんな感じ。赤いバラを持った男の子が可愛かった。
そんなわけで、至るところでAMORE(愛)を感じた1日だった。
そして翌日は、市役所のアポイントの日だった。
今、尽力している申請書類を提出するためだ。
とりあえず必要書類を揃えて無事に申請完了。
審査には1ヵ月以上必要で、このまま何も問題がなければ、無事に手続き完了届けが送られてくることになっている。
気長に待つしかない。
週末のアペリティーヴォ。照明がクラブみたいに派手だけど、静かなワインバール。
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Aco Hirai
2004年オーストラリア移住、2005年帰国、2019年マルタ島留学、2020年イタリア移住。 海外で活躍する日本人を取材したImhereマガジンを不定期で発信しています。(インタビュイー募集中)